time 2018/09/03
水難事故の詳細
発生日時 2018年09月02日
発生場所 鹿児島県肝付町岸良
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事故について
肝付町で昨日2日、釣りをしていた男性の行方が分からなくなり警察などが探していましたが、今日沖合いで浮かんでいるのが見付かり、死亡が確認されました。
発見されたのは、鹿屋市祓川町の会社員、有島友和さん(42)です。
警察などによりますと、有島さんは昨日の昼前から釣りに出掛けたまま家に戻らず、家族が今朝、有島さんの乗って出た車を肝付町岸良で発見、警察に連絡しました。
午前11時前、警察のヘリが、車からおよそ7キロ離れた海岸の100メートル沖合いで浮いている有島さんを発見。病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
有島さんはライフジャケットを身に着けておらず、昨日午後からは台風の接近で沿岸の波が高くなっていたことなどから、海上保安庁では有島さんが波にさらわれた可能性もあると見て、調べを進めています。
事故に対して思う事
台風前で海が荒れていたのに釣りに出かけた事。
ライフジャケットを装着していなかった事。
この2点が事故を防げなかった原因だと思います。
通報された時間を考えると1日ほど海を漂流する事になっていたので、ライフジャケットを装着していても助からなかったのかもしれない。
そう考えると、荒れて危険な状態の海には近づかないのが一番の対策なのかもしれません。
類似している事故
2018年08月26日にも石川県内灘町で波にさらわれた事故がありました。
波の力をあまく考えず行動するのが水難事故を防止するうえで大切な事だと思います。